2023年10月にスタートした21チャレンジ。ありがたいことに、のべ200名を超える方々にご参加いただいております。参加者さんの8割近くが2か月以上継続して参加され、中には半年以上、1年以上参加している方も出てきました。
では、長く参加してくださるみなさんが全員、飲まない日々をずっと継続できているのかというと、実はそうではありません。これまでのお酒の飲み方、飲んできた年数が、みんなそれぞれ違うように、「もうお酒をやめたいな」と思ったタイミングも違いますし、悩みの種類も深さも、人それぞれ。
1年かけて、ようやく節酒から断酒に向かえそうです、という方もいらっしゃるのです。
だからこそ、チャレンジ中は、誰かと自分を比較しても全く意味がありません。オープンチャットで、「自分のぺースを大事にしてね」と、私が言うのは、そのためです。

とはいえ、200名を超えるみなさんにお会いしてきた私だからこそ、見えてきたことがあります。飲まない人生の扉を開くために、21チャレンジという場所を足がかりにできる人には、共通する特徴があるようです。
その特徴の一つは、「仲間に関心がある」ということ。私はよく、「自分のためにアウトプットして」と言っているのですが、それと逆では? と感じた方も、いらっしゃるかもしれません。
そのアウトプットは、そもそもは「自分のため」。ポジティブ投稿もネガティブ投稿も、誰かのためにしているのではないので、書きこんだ時点で完結してよいのです。
もしかしたら、「こう思われたらどうしよう」と考え過ぎて、なかなかアウトプットできないこともあるかもしれません。
でも、私たちは、相手がどう感じるかをコントロールできません。これは実生活でも言えることですが、相手がどんなことを感じ、どんなふうに思うのかは、相手の自由。自分がコントロールできるのは、自分のことだけなのだから、いつも自分にフォーカスすること。
だからこそ、仲間が読んでくれた、反応してくれた、賛同してくれた、励ましてくれた、別の視点からの意見があった、これらのリアクションはすべて、『プラスアルファのご褒美』と捉えて、感謝の気持ちでただただ受け取ればいいだけ。

そんなスタンスでチャレンジを継続していくと、仲間の誰かと比較したり、勝ち負けや上下を競おうとするのではなく、それぞれがそれぞれに自分と向き合いながらも、仲間とつながっている感覚を味わっていけるようになります。
その感覚は、安心感、つながり感、自分と仲間への信頼感などプラスの感情をあなたにもたらしてくれるはず。
この21チャレンジに限らず、うまくいくときといのは、こんなふうに適度にリラックスしていることが大事だと思いませんか?
ひとりぼっちで、自分のことも仲間のことも信じられない中では、うまくできるものも、できなくなってしまうものです。
21チャレンジは、そんなプラスのエネルギーがあふれる場所であり続けたいと思っています。
そこに賛同してくれる方にぜひ参加していただき、一緒に飲まない未来を目指していきましょう!