正直、アドラーは怪しいと思っていました(笑)

(↓ 子育て講座を受講されたコマさんのご感想)

私がアドラー心理学子育て講座を学ぶキッカケとなったのは、現状を変えたい! より良い私になりたい! 自分を好きでいたい! と強く思ったからです。

小学生の子どもの親として、「自分はもしかしたら毒親かもしれない」と感じながら過ごしてきました。

私は周囲の人と自分を比較するクセがあり、人よりも劣っていると感じて落ち込んだり、嫉妬の感情で心がギスギスしたり、子どもの間違いや失敗を許せず、強く叱責し、原因を追及したり責め立てて、精神的に追い詰めるような言葉をぶつけてしまったり・・・。

到底子育てとは言えない状況に、情けない気持ちでいっぱい。普段、明るく元気でひょうきんな子どもが、私の機嫌や顔色を伺って気を遣い、怒られないようにとしている様子が見受けられて、とても窮屈な思いをさせていたと反省しています。

講座で印象的だったことは、親子は対等な関係である、子どものプラスの面に注目する、人は不完全であり失敗するもの、失敗はチャレンジした証。毎回、ハッとさせられるようなことの連続でした。

私は子どもを一人の人間として尊重せず、上下の関係と思い違い、マイナスの面ばかり注目し、失敗は恥でありダメな事、という考え方を押し付けていました。また、自分の思う通りに強制的に行動させ、支配していたと気づいたのです。

学び知れば知るほど、いかに私の思考が子どもの自尊心を傷つけ、自身の心も苦しめていたのかを痛感しました。

学びを意識して生活していくと、不思議なくらい日常の捉え方が変わりました

今まで見過ごしていた多くのことに気づくようになったと思います。子どもなりに工夫し考えて行動する姿に感心したり、一番驚いたのは、学校から帰ってきて「ただいま!」と大きな声が玄関に響いた時、無事に学校を終えて帰ってきてくれたことに感謝する気持ちが湧いたこと。これは、自分でもビックリする感覚でした。

元気な姿を見れるだけで有り難いし素晴らしい、それと同時に、そう思う自分自身のことも誇らしく感じられました

子どもは私の変化を察知しているようで、自分の考えや意見を伝えてくれるようになりました。問題が起きた時、感情的にならず冷静に意見交換をする機会が増えました。


さらには、「お母さんはイライラ怒ってばかりを卒業するための勉強中なんだね! ちゃんと勉強してね!」と激励されることも(笑)

正直なところ、アドラー心理学に対して「何だか怪しい! キレイゴトの羅列にうんざり! ポジティブ思考の強要では? こんな考えができたら誰も苦労しないでしょ!」なんて思っていました。

実際に、さかもとあきこさんから一対一で分かりやすく具体的な考え方や仕組みと実践方法を学んだことで、理解が進み、日常生活に活かせています。

おかげさまで今は、自分と向き合い、子どもの成長を見守りお互いに高め合っていこうと心の底から思えています

アドラー心理学では、【失敗はチャレンジの証、成長するためのチャンス】だと学びました。今の私そのものです。私にとって、この子育て講座は、「人としての生き方講座」でした

さかもとあきこさんとアドラー心理学に出逢って、多くの学びや気づきを得ました。何にも代えがたい宝物を頂いた気持ちです。本当にありがとうございました。

>>子育て講座受講者・りずさんインタビュー

(↓ さかもとあきこより)

小学生のママであるコマさんに、講座の初めにお伝えしたことは、「子育てには【方法】がある。コマさんは、まだそれを知らないだけだから、学びましょう」ということでした。

たいがいの親は、自分が親に育てられたように、褒めたり叱ったりして子どもを育てますが、それは本当に効果的な方法でしょうか? 私が目指しているのは「子育ての方法」というより、「よりよい親子関係のつくり方」と言ったほうが良いかもしれません。

子育て講座は、お子さんの年齢がいくつであっても始めることができます。私の講座には、大学生になったお子さんとの関係に悩んでいる親御さんが参加することもあります。

褒めたり叱ったりすることで子どもをコントロールするやり方からそろそろ離れて、子どもが大きくなっても、「協力的な関係」でいられるような「対等な親子関係」を理論から学び、今から実践していきませんか?